木暮 伸也
Japanese / English

「ジャンプ」シリーズ


木暮伸也作品キャプション2010

タイトル:「ジャンプ」シリーズ
作者:木暮伸也
素材:インクジェットプリント、額
430mmx1.030mm 5 points

この写真は私の生活している群馬の「群馬の森」、「岩本発電所取水口」、「太子駅跡」、「わたらせ渓谷鉄道」にて群馬を生活拠点としている韓国系の方々に協力していただき撮影したポートレートである。

それぞれの場所で人物が飛び跳ねている瞬間を撮影したもので、どの人物も空中に浮いた状態であり、また背景は少しぼかされているため風景から完全ではないが視覚的な距離をもっている。

今回撮影で訪れた場所は、第二次世界大戦時多くの朝鮮人が強制労働を余儀なくされ、数多くの負傷者そして犠牲者がでた場所であるが、群馬の森の追悼碑以外、現地に特別に掲示してある訳でもなく(訪れた際に確認できなかった)、訪れるものがほとんどいない場所もあった。

戦後65年という時間を経た今、歴史的な背景を知るものが少なくなっているなかで、場所に残る記憶と現在の間に生じてしまっている関係や距離を視覚化し、現状認識として今後につなげていければと考えこのシリーズを制作した。



1970年群馬県生まれ
1997年群馬県芸術文化振興基金をうけニーム美術学校にて研修
2002年アリアンフランセバンコクアートセンターのレジデンスプログラムによりバンコクに滞在

主たる個展
1996年 モリスギャラリー
2004年 かわさきIBMギャラリー
2010年 CYO-SKE  

主たるグループ展
1994~2001年場所・群馬展
2002年 Japanese Intimacy 
2007年 タウトとひかり展 他多数




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